道具のお話(ニードル編)
GWの普段より長い休日。
私の場合、仕事後も普段の休日も銅版に何かしら描画しており、普段の生活と変わらずそれでも気兼ねなく好きに制作できるのは気持ち的に違うような違わないような…ただ引きこもり時間が長くなるだけのような気も…
久しぶりになちゃいましたが、今回はニードルのお話をしたいと思います。
銅版画始めは様々な道具の使い方や技法を知り、自分の作品作りにはどんなものが合うか探す時間があります。この時間は本当に楽しいです!が、制作し続けると必要な道具が決まってきます。
めんどくさがりの性格なこともあり、私はほぼニードルのみになってしまいました。
といってもニードルの芯先は様々な種類がありますので使い分ける楽しみがあります。いいかえると ” 毎日会える様々な推し!今日はこの子 ” みたいなものです(笑)

一番下にある白木のニードルは、銅版画コースでお渡しする初心者向けのニードルです。エッチングで描画をするときに使用する道具で力強く描く時には向いていません。
そういう場合は白木ニードルの上にある3本のドライポイントニードルを使用します。

先の芯がかなり太めになっております。
ドライポイント用のニードルは金色のものが正規ですが、製図やデザイン用で使用されるニードル的なものの方が私は使い易く愛用しています。右のものは先が曲がっているのですが、これはこれで味のある線が描けます。
普段の使用は下記のものがメインです。
ニードルの中でもアメリカニードルというものがあることを教えてもらう機会があり、どっぷりハマりました。

真ん中の3本がそれにあたるのですが、これは番号が000から始まり芯の太さと重さ?が変化することで同じ筆圧で描画した場合、腐食した時顕著に変化します。
今は000番 00番 5番を持っているのですがそのうち違う番号も欲しくなるかもしれません。(多分筆圧で分けるとそれに近い番号での描画はできるのではないかと思いますがあるに越したことはないです)
一番左のニードルはわざと筆圧を安定させない場合に使っています。(既製のものを削りました)右側のニードルは友達からもらったシャープペンの先に特殊手芸用の針が差し込んであり、私的には000よりも弱圧ですが細い線ができるので、とても重宝しております。
こんな感じでニードル一つをとっても描画に変化ができ刷り上がりも違ってきます。
私はデザインでもメディア出身なので機器視点からのデジタル表現の面白さも好みなのですが、紙に刷られた無数の点、線が画像で見えないピクセルを脳裏で見ているようでなんでしょう…視覚が揺らぐというか映像的な趣きも感じるんですよね。
もし見えたらこんな感じなのかなぁ









