2025-05-05
版画まめ知識1(明治村機械館より)
明治村機械館 活版印刷機
明治は活字による情報の伝達が社会に大きな変化をもたらした時代でした。
15世紀にヨハネス・グーテンベルクにより発明された活版印刷はヨーロッパでは機械による印刷技術として発展。
江戸時代日本では浮世絵やかわら版など木版の印刷技術から、明治時代にはひとつひとつの文字を印刷
するための金属の活字を量産、それらを組み合わせて印刷する機械を用いた西洋式の活版印刷を
はじめ、石版印刷など新たな印刷技術が広がりました。
(機械館の活版印刷機説明文から一部抜粋)
明治村機械館 ミレー式活版印刷機
アメリカのミレー社が発明した印刷機。
台の上に版面を置き、左右に往復させ回転する円筒で上から力を加え、紙を押し付けて印刷。
これにより機械が連続的に運転できより「速く」印刷できるようになりました。
この機械はもともと大蔵省の印刷局(現在の独立行政法人国立印刷局}で紙幣や切手の印刷に使われていたものです。
(ミレー式活版印刷機説明文から一部抜粋}
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