2026-07-12
色版の違いと刷りでの変化
7月は先月の色版画の作品と今月の作品、刷り方でのイメージの違いを同時にお伝えします。
(副鼻腔炎になってしまって治らない…( T o T ))
まずは先月のUさんの色作品です。多色刷りも考えてみえましたが今回はカラー1色での作品になりました。最初の描画からアクアチントで背景を作り、髪などを加筆して仕上げた状態で色の版画を制作しています。手数が加わることでの絵としての重厚さ、艶さ、趣きが出てきましたね。色々な色や和紙、模様が入ったものをチョイスしてさらに日本画的な和風感を出すこともできそうです。
次の作品は背景奥行き感のある空間づくりのスケッチをみせて頂いたので今後どのように変化するのかとても楽しみです。色々な作品揃ってきてこれから”新たな作品”ですね!

7月の作品はKさんの30分1回腐食の銅版画初作品です。葉の表現と配置を工夫して雰囲気のある面白い絵づくりになりました。雨が降っているような湿地のような不思議なイメージを沸かせる、版画ならではの味ですね。デジタルでは分かりづらいのですが線の太さや盛り上がり、微妙なグレートーンの色がとても活きています。今回は描画の出来上がりが分からない状態だったと思います。刷りの違いでもかなりイメージが違うものにもなります。ここからまた背景を描いたり、グラデーションにしたり技法を身に着けながら作品が仕上がっていく楽しみもありますよ。ラフスケッチも楽しみながら資料集めするといいですね!

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